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紅茶美味研究部

紅茶に入れるミルク(超高温殺菌・低温殺菌)を飲み比べて【実験】

紅茶に入れるミルクは大きく分けて超高温殺菌・低温殺菌のものと分かれます。(温度と殺菌時間によって更に分類されていますが今回はわかりやすく低温殺菌と超高音殺菌の2種類でご説明します。)この殺菌方法の違いで味や香りそしてミルクの色まで違いがあります。低温殺菌・超高音殺菌のミルクそれぞれを紅茶に入れてどのように違うのか飲み比べをしてみましたよ。

紅茶に入れるミルク(超高音殺菌・低温殺菌)飲み比べて・用意するもの

ティーカップ・ティーポット・熱湯・低温殺菌ミルク・超高音殺菌ミルク・茶葉(アッサム)

 

紅茶に入れるミルク(超高音殺菌・低温殺菌)飲み比べて・実験方法

低温殺菌ミルク・超高音殺菌ミルクをそれぞれ50mlずつ用意。ミルクインファーストで先に同じ量のミルクを入れてから紅茶をそそぎ、どのように違うのか比べてみる。

 

紅茶に入れるミルク(超高音殺菌・低温殺菌)飲み比べて・ミルク自体の比較

今回私が用意したミルクです。

グラスの中に入れたミルク

超高温殺菌ミルク

種類別名称:牛乳
無脂乳固形分:8.3%以上 乳脂肪分:3.6%以上 原材料名:生乳100% 殺菌:130℃ 2秒間

グラスの中に入れたミルク

低温殺菌ミルク

種類別名称:牛乳
無脂乳固形分:8.5%以上 乳脂肪分:3.6%以上 原材料名:生乳100% 殺菌:65℃ 30分間

それぞれ殺菌する温度と殺菌時間に違いがあります。超高温殺菌ミルクはその名の通り、120℃~130℃の温度で2~3秒加熱し殺菌したミルクです。スーパーやコンビニなどで購入できる一般的な牛乳は超高温殺菌ミルクです。低温殺菌ミルクは63℃~65℃で30分間殺菌、あるいは65℃~68℃で30分間殺菌したミルクです。低温殺菌ミルクを取り扱っているお店もありますが、超高温殺菌ミルクと比べると入手しにくいです。

ミルクの色の違い

低温殺菌ミルクと超高温殺菌ミルクの色に違いがありました。それは超高温殺菌ミルクは少しクリーム色で、低温殺菌ミルクは白っぽく見えました。

ミルクの香りの違い

低温殺菌ミルクのほうが、ミルクの香りが強かったです。

 

紅茶に入れるミルク(超高音殺菌・低温殺菌)飲み比べて・違い

ティーカップの中にいれたミルクティー

(*超高温殺菌ミルクを入れた紅茶)

ピンク色のティーカップに入れたミルクティー

(*低温殺菌ミルクを入れた紅茶)

水色の違い

どちらもきれいなブラウン・ベージュですが、超高音殺菌ミルクの方がやや濃い色に見えました。

 

香りの違い

低温殺菌ミルクの方がミルクの香りが強かったです。超高温殺菌ミルクは低温殺菌ミルクにくらべるとミルクの香りはかなり弱かったです。

 

味の違い

超高温殺菌のミルクを入れた方は、飲んで後の方に茶葉の味が強くでました。一方低温殺菌ミルクを入れた方はコクがあり紅茶とミルクが飲みはじめから終わりまで一緒に混じり合っている印象です。また、低温殺菌ミルクの方が甘く感じました。

 

飲んでみての感想

紅茶に入れるミルクは殺菌方法の違いによって味が変わることはなんとなく知ってはいましたが、実際に飲み比べてみると大きな違いがあって驚いております。個人的にはコクがあり茶葉とミルクの一体感を味わえるので低温殺菌ミルクの方が好みです。ですが、比較的簡単にスーパーなどで簡単に購入することができるという点で気軽に楽しむことができるのは超高音殺菌ミルクかとも思っています。ただやはり、コクについては低温殺菌ミルクの方が十分感じるので、超高温殺菌ミルクを入れるのならば他に生クリームなどを足すとより一層美味しく感じるかと思います。

 

この記事のまとめ

・紅茶に入れるミルクを超高温殺菌ミルクと低温殺菌ミルクで飲み比べをしました。
・ミルク自体の違いは、超高温殺菌のものはクリーム色で低温殺菌のものはやや白っぽく、香りは低温殺菌ミルクの方がミルクの香りが強かったです。
・ミルクを入れてから紅茶を注ぎ、飲み比べをしたところ超高温殺菌ミルクを入れた方は飲んで後の方に茶葉の味が出て、低温殺菌ミルクの方は飲みはじめからミルクと茶葉の味が一緒でコクがあり甘みも感じました。
・個人的にはコクがあるので低温殺菌ミルクの方が好み。超高温殺菌ミルクに生クリームなどを足すと美味しく感じるかもしれません。

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