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ティーコゼーをかぶせて紅茶を蒸らすとどのような効果がある?【実験】

紅茶を蒸らす時にティーコゼーをポットにかぶせたほうがいいと言われていますが、ティーコゼーをかぶせた時とかぶせない時はどのように違うのか気になりましたので実際に試してみましたよ。結果は、驚くべき違いがありましたのでお伝えしますね。

ティーコゼーをかぶせて紅茶を蒸らすとどのような効果がある?・用意するもの

ティーカップ・ティーポット・茶葉・ティーコゼー・温度計

 

ティーコゼーをかぶせて紅茶を蒸らすとどのような効果がある?・実験方法

ティーコゼーをかぶせたティーポット

(*ティーコゼーをかぶせて蒸らした紅茶)

紅茶が入ったティーポット

(*ティーコゼーをかぶせないで蒸らした紅茶)

ティーポットをあたためて、茶葉を入れ熱湯をそそぐ。ティーコゼーをかぶせた場合とかぶせない場合で温度・見た目・味に違いがあるのか検証する。それぞれ同じ条件にするため、同じ温度(96℃)の熱湯を入れティーポットを温める時間を1分・茶葉はキャディースプーン3杯ずつ・ポットへ97℃の熱湯を注ぐ。蒸らし時間は4分間。

 

ティーコゼーをかぶせて紅茶を蒸らすとどのような効果がある?違いは温度

温度が約5℃違う

ティーコゼーをかぶせた紅茶とかぶせない紅茶で、顕著な違いが出たのは温度です。ティーコゼーをかぶせた紅茶・かぶせない紅茶それぞれ同じ時間蒸らしてから、温度を計ってみたところ・・・

紅茶の温度を計る

ティーコゼーをかぶせた紅茶・・・83.2℃

紅茶の温度を計る

 

ティーコゼーをかぶせない紅茶・・・78.3℃

 

その温度差は4.9℃(約5℃)でした。ティーコゼーをかぶせるだけで、こんなにも保温効果があるのですね!!

見た目はほぼ変わらず

ティーコゼーをかぶせた紅茶・かぶせない紅茶それぞれカップに注ぎ、見た目が違うのかを調べてみました。

紅茶が入ったティーカップ

(*ティーコゼーをかぶせて蒸らした紅茶)

ティーコゼーをかぶせないで蒸した紅茶

(*ティーコゼーかぶせないで蒸らした紅茶)

画像ではティーポットをかぶせた方が、若干濃く色が出ているように見えますが実際はほぼ変わらない水色でした。

 

味もほぼ変わらず

ティーコゼーをかぶせた紅茶。かぶせない紅茶をそれぞれ飲んで味の違いがあるかを検証してみましたが、どちらも甘み・渋み・香りも違いはないように感じました。

 

実験をして気づいたこと

実験結果より、ティーコゼーをポットにかぶせて蒸らした方が保温効果が高いことがわかりました。紅茶専門店で提供される紅茶のポットはティーコゼーがかぶせてある場合が多いです。その理由はティーコゼーをかぶせることで紅茶の温度を保ち、少しでも長い間お客さんがおいしい状態で飲めるように配慮してくださっていることなのだと気づきました。

 

この記事のまとめ

・紅茶を蒸らす時にティーポットにティーコゼーをかぶせた場合とかぶせない場合で温度・水色・味に違いがあるのか調べてみました。
・蒸らした後の温度差は約5℃。ティーコゼーをかぶせた方が保温効果が高いことがわかりました。
・ティーコゼーをかぶせた場合とかぶせない場合では、水色・味にほぼ違いななかったです。
・紅茶専門店でティーポットにティーコゼーがかぶされて出されることが多いですが、それは紅茶の温度を高いまま保ち、少しでも紅茶をおいしい状態で飲めるように配慮していただいていることなのだと気づきました。

 

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