5Mar
様々な形、大きさ、素材があるティーポット。主にどのようなものがあるかご紹介しますね。ティーポットを選ぶ際の参考にしていただけたらうれしく思います。
もくじ
ティーポットの形
ティーポットの形はボールのような球型のものや、筒のような形の円柱型が主流で丸みを帯びているものがほとんどです。その理由は茶葉を入れ熱湯を注いだ時に起こるジャンピング現象を起こりやすくするため。形が丸い分、茶葉が湯の中で動きやすくなるからです。
ティーポットの材質
ティーポットは様々な材質から作られています。一般に流通されているティーポットの材質をご紹介致します。材質によってそれぞれ特徴がありますので、その特徴を理解し、ご自分のティーポットの使用目的に照らし合わせてご用意していただくのが一番だと考えております。
陶器
土が原料で低温で焼いて作られる。吸水性があるため色がついたものを入れるとシミや色がつきやすい。磁器よりやわらかい。風合いがやわらかく、持った時に手に馴染みやすい。
磁器
石が原料で高温で焼いて作られる。吸水性なし。シャープな印象。絵付けがされている場合もある。陶器よりかたい。
ボーンチャイナ
磁器の種類のひとつ。原料に牛の骨灰を含ませたもの。つやが特徴。厚みが薄い。
炻器(ストーンウエア)
陶磁器のひとつだが吸水性がないので色が付きにくい。石のように固い
ガラス
耐熱ガラス製がほとんど。中の様子をよく見ることができる。匂い移りしにくい。
洋白銀器
合金に銀メッキを施したもの。表面が変色しやすい。
銀器
銀の純度が高いもの。イギリスでは純度92.5%の銀をスターリング・シルバーと呼び、純度95.84%の銀をブリタニア・スタンダード・シルバーと呼んでいる。変色しやすい。熱を伝えやすいので、触れた時に熱く感じる。
ステンレス
錆びにくく丈夫。耐熱性がある。
おすすめのハリオのティーポットについて⇒ハリオのティーポットを使うとおいしい紅茶が入れられる理由
ティーポットの大きさ
ティーポットの大きさは飲む人数の合わせてご用意されるのがいいですよ。どのメーカーもおよそこのようなサイズです。
・ティーポット2人用・・・450ml
・ティーポット4人用・・・900ml~1,000ml
・ティーポット6人用・・・1,100ml~1,200ml
ティーポットの注ぎ口
ティーポットの注ぎ口は短いほど、紅茶のキレが良くゴールデンドロップ(最後の一滴)までしっかり注ぐことができます。また、お手入れも簡単ですよ。
この記事のまとめ
・ティーポットはジャンピングを起こしやすいようにほとんどが球型をしている。
・材質は陶器・磁器・ガラス・銀メッキ・銀・その他合金など様々。
・大きさは飲む人数によって用意すると便利。
・注ぎ口は短いほど、キレが良く最後の一滴までしっかり注げる。
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